このソフトウェアのトップへ

▼ 使ってみよう!一覧
1.まずは送信に必要な準備をしよう 〜送信アカウントの作成〜
2.メールを送信してみよう
3.一件ごとに内容を変えて送信しよう 〜差込送信〜
4.数式を使ってデータを取得してみよう
5.ファイルを添付してみよう 〜動的生成ファイル〜
6.テンプレート機能を活用しよう
7.送信履歴を見てみよう




数式を使ってデータを取得してみよう
通常、シートからデータを取得するには、取得したい列を指定するだけで簡単に取得ができます。
矢印ボタン
もっと高度な取得をしたいときには、[数式による指定] 機能を使うこともできます。
[数式による取得] 機能を利用するには、列指定ボックスの右横にある矢印ボタンをクリックします。
矢印ボタン
これで数式モードに移行します。先ほどの列指定ボックスで、D列が選択されていた事から、初期値として=D[@] が入力された状態になります。
矢印ボタン
数式の入力は、基本的には、エクセルで数式を入力するのと同じ構文で行います。
違いは、行を表す数字の入力は、[@] で入力することです。
ここでは、シート上の2つの列(D列とE列)に、それぞれメールアドレスの記入欄がある場合を想定し、D列よりもE列のメールアドレスを優先(=E列にメールアドレスがあればE列、ないならD列)して取得するように数式を入力してみます。
具体的には、エクセルが持つ IF 関数を使って、
=IF(E[@]="",D[@],E[@])
と入力しました。
=IF(B[@]="",A[@],B[@])
[@] は、送信処理時に行番号に置き換えられますので、例えば、シートの2行目の宛先に送信するときは、
=IF(E2="",D2,E2)
として処理されます。
[確認]ボタンから、実際の取得結果を確認することができます。
=IF(B[@]="",A[@],B[@])
これ以外にも、[除外設定]の空白判定列の指定や、[文字置換]の置き換え文字列でも数式指定機能を利用することができます。
=IF(B[@]="",A[@],B[@])
数式には、エクセルの関数の大半を利用できます。
下記はほんの一例ですが、覚えておくと便利な関数です。(全てエクセルが持っている関数です。)

関数使用例関数
IF(論理式,真の処理,偽の処理)論理式を判定して取得値を分岐できます。
AND(論理式1,論理式2,・・・)全ての論理式が真なら真を返します。
OR(論理式1,論理式2,・・・)いずれかの論理式が真なら真を返します。
CHAR(文字コード)文字コードから文字列を返します。特に、文字コード“10”は、改行文字コードなので便利です。例えば、
 ="こんにちは。"&CHAR(10)&A[@]&"様"
とすると、
 こんにちは。
 A[@]様
という文字列が得られます。
JIS(文字列)半角英数カナ文字を全角にして返します。(メールマナーとして、半角カナ文字は推奨されていません。)
LEFT(文字列,指定数)文字列の左側から、指定数分の文字列を返します。
RIGHT(文字列,指定数)文字列の右側から、指定数分の文字列を返します。
MID(文字列,指定位置,指定数)文字列の指定位置から、指定数分の文字列を返します。
CONCATENATE(文字列1,文字列2,・・・)文字を結合します。この関数によらず、アンバサンド(&)で文字を結合しても同様の結果を得られます。
TEXT(値,書式)数値(日付や時刻を含む)に書式を適用して文字列を返します。
ISNA()エラー値を返します。IF関数と組み合わせると便利です。(本ソフトでは、数式からエラーが返された場合、送信されません。)

もちろん、上記以外の関数も利用可能です。
ただし、他の行範囲を参照する関数(VLOOKUP、OFFSET等)や、他のシート/ブックへの参照を行う数式を含めることはできません。また、ROW関数も利用できません。




▼ 使ってみよう!一覧
1.まずは送信に必要な準備をしよう 〜送信アカウントの作成〜
2.メールを送信してみよう
3.一件ごとに内容を変えて送信しよう 〜差込送信〜
4.数式を使ってデータを取得してみよう
5.ファイルを添付してみよう 〜動的生成ファイル〜
6.テンプレート機能を活用しよう
7.送信履歴を見てみよう


このソフトウェアのトップへ