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Windows インストーラ講座 − アドバタイズショートカットをやめる方法
VSIで作成されるショートカットファイルは、アドバタイズショートカットといって、普通のショートカットとは少し違います。
アドバタイズショートカットは、Windows インストーラ で導入された新しいショートカットファイルの様式で、アプリケーションをインストールしないでユーザーに配布する(オンデマンドインストール=ユーザーが初めてアプリケーションを使おうとした時点で必要なコンポーネントのインストールを行う)ことを可能にしたものです。
例えば、Microsoft Officeでは、バージョン2000以降、このタイプのショートカットが採用されているようです。
※アドバタイズショートカットにより、プログラムの開始時に必要なすべてのファイルが存在するかどうかが確認され、必要に応じて修復インストールが起動します。

古いタイプの(普通の)ショートカットでは、ショートカットアイコン上にデータをドラッグ&ドロップすることにより、アプリケーションを実行することができますが、アドバタイズショートカットではこれができません。
特に、アドバタイズショートカットを「送る」(SendTo)メニューに配置した場合は、正常に機能しないので注意が必要です。

ショートカットファイルを、いわゆる普通のショートカットにするには、Orca を用いて、以下のように設定します。
1. テーブル「Property」を開き、コマンド「ADD ROW」で、下記のレコードを追加します。
PropertyValue
DISABLEADVTSHORTCUTS1

参考URL
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